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【画像】与那国島の鍾乳洞事故の業者はどこ?なぜ事故が起こったのかを検証!

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2023年10月10日、沖縄の与那国島で洞窟探検ツアーに参加していた3人が行方不明となりました。

11日午前2時半頃に2人は自力で洞窟から脱出。

1名が洞窟の入り口から20mの岩場で横たわっている状態です。

呼びかけても返事がなく、水位が高く洞窟内には入れない状況。

なぜ事故が起こったのか?

ツアーを企画した業者はどこなのか?調べてみました。

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与那国島の鍾乳洞事故の業者はどこ?

読売新聞オンラインによると、与那国島の鍾乳洞事故は「㈱アクトプロ」が企画したツアーでした。

県警八重山署などによると、探検ツアーはコンサルティング会社「アクトプロ」(東京)が企画した。

©読売新聞

㈱アクトプロは東京に本社があるコンサルティング会社です。

 

この会社は与那国島に営業所を開設しています。

  • 名称:株式会社アクトプロ 与那国営業所
  • 住所:〒907-1801 沖縄県八重山郡与那国町与那国4350-45(与那国むんぶてらす内)
  • HP:https://island-pj.com/

㈱アクトプロの与那国営業所は空港の隣にあります。

ここで与那国島の観光やアクティビティを企画して販売しているのでしょう。

 

©アクトプロ公式

事故後はホームページで次のように掲載されています。

報道にある通り、与那国アクティビティツアーの一連の事故に関して、ご家族ならびに関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。

当サイトにおきましては、情報錯綜を防ぎ、お問い合わせの一元管理のため、一時的に非公開にしています。

この度はご心配、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

©与那国@遊

そして掲載されているのは本社の企画本部広報部の担当者名・電話番号・メールアドレス。

マスコミ対策は本部で一括して行うようですね。

 

 

2022年4月に㈱アクトプロが日本最西端の地にコールセンターを開設したという動画です。

この動画では㈱アクトプロの代表取締役の新谷学さんがあいさつしています。

こちらのコールセンターは大手企業からの支援を受けて開設し、40~50名ほどで運営されていると説明されています。

与那国島の休業中のホテルを利用して、雇用を増やすという目的で設立

株式会社アクトプロが企業のコンサルタントとして提案したのかもしれませんね。

次の章では、なぜ事故が起こったのか?について調べています。

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与那国島の事故はなぜ起こったのか?

与那国島の事故が起こった場所は「新川鼻(あらかわばな)」と呼ばれる地域にある鍾乳洞です。

与那国島は日本の最西端で「国境の島」

台湾とは110㎞しか離れていません。

 

この鍾乳洞ツアーに参加したのは次の3名。

  • 名古屋在住の男性41歳
  • 男性の妻の女性52歳
  • 男性ガイド28歳

このうち41歳の男性が横たわったまま返事ができない状態で、救出が急がれます。

予定時間になっても鍾乳洞から戻らなかったため、警察と消防で3人を探していました。

妻の52歳女性と男性ガイド28歳は自力で洞窟から脱出。

 

©islands-jp.com

10日は雨が降っており、2人は「洞窟内が急に増水し、避難した」と説明している。

©読売新聞

与那国島には大きな川がないため、雨水は鍾乳洞へ流れ込みます。

事故当日は雨が降っていたため、増水して洞窟へ流れ込んだ可能性が高いです。

2人によると「洞窟内が急に増水し、顔を出すだけで精いっぱいだった。」と証言しています。


©与那国@遊

救助に参加する島民「聞いた話では(洞窟の)入り口から20mくらいは肩のところまで(水が)いくという情報を得ているので。

ここ2~3日の雨で水かさが増えているからなんとも言えない」

©NTV

やはり事故の原因は、雨で増水して、一気に水が鍾乳洞へ流れ込んだようです。

 

©与那国@遊

写真を見てもわかるように、鍾乳洞の中は滑りやすく濡れやすい。

画像では鍾乳洞内で水につかりながら見学しているものもあります。

ここに一気に水が流れ込んできたら、ひとたまりもないでしょう。

鍾乳洞には大きく道が整備されて、洋服で見学できるものもあります。

しかし与那国島の鍾乳洞は小さく狭く、浸水している所も多いため当然危険度も上がりますよね。

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鍾乳洞の事故は増水が原因

©時事通信

鍾乳洞とは長い間地下水に浸食されてできた空間です。

当然、地下にありますし、地中深くに到達しています。

先に行けば行くほど細くなり、雨で増水しているときは危険です。

 

2018年にタイで起った鍾乳洞事故ではサッカーチームの少年12人とコーチ1人が1週間以上も閉じ込められました。

救出チームによって全員生還しましたが、作戦中に軍人が1名命を落としました。

この事故も少年たちは1時間の見学で鍾乳洞に入りましたが、一気に水が流れ込んできて戻れなくなってしまいました。

不幸中の幸いで、奥に避難できるスペースがあったから助かりましたが、先細りして通れなければ水死です。

鍾乳洞の事故は増水が原因のことが多く、雨が降っている時や前日大雨だった場合は行かないほうが安全。

今回の与那国島の鍾乳洞ツアーでは2~3日雨が降っていたとありますから、急な増水では観光客もガイドも何もできなかったでしょう。

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与那国島の鍾乳洞事故の業者は㈱アクトプロ

2023年10月10日に起きた、与那国島の鍾乳洞事故の業者は東京に本社がある株式会社アクトプロでした。

現在本社で事故後の対応を進めています。

早く最後の男性が救出されることを祈ります。

実は7月にも沖縄の宮古島で事故が起きて、60歳の女性が死亡しています。

この時の業者はツアーの安全を守るための「保全利用協定」に加入していない会社で問題となりました。

» 宮古島の鍾乳洞事故の業者はどこ?5月にもカヤックで大事故の危機だった!

 

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