ドラマ「エルピス」参考文献が異例の9冊！足利事件との3つの共通点とは？

ドラマ「エルピス」は冤罪をテーマにした社会派エンターテイメント作品です。

「エルピス」は実際に起った複数の事件を元に作られた話。

脚本家はNHKの常連「渡辺あや」さん。

ここでは異例の9冊の参考文献と足利事件との3つの共通点を紹介します。

ドラマ「エルピス」参考文献9冊

画像引用：関西テレビ

2022年10月から始まった社会派ドラマ「エルピス」

エンディングには参考文献が9冊も出てくると一部で話題になっています。

そのうち5冊が「足利事件」に関するものでした。

上記の5冊が足利事件関連の本です。

実は足利事件が起こった当時、栃木県足利市と隣接する群馬県太田市で4歳～8歳の5人の少女が誘拐、または殺害されるという重大事件が発生。

足利事件はそのうちのひとつとされています。

2014年に出版された「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」清水潔著書、で詳しく書かれています。

著者の清水潔さんはジャーナリスト、足利事件でも冤罪を証明するために活躍されました。

ドラマ「エルピス」と足利事件3つの共通点

画像引用：日本経済新聞

ここではドラマ「エルピス」と「足利事件」の共通点を見てみましょう。

①目撃情報があったのに追及しなかった

足利事件もドラマ「エルピス」の話も、どちらも初期捜査で犯人の目撃情報がありました。

しかし足利事件は数ヶ月でプロファイリングに方向転換し、冤罪を起こすことになります。

ドラマ「エルピス」も目撃情報とは人相がまったく違う松本容疑者を逮捕。

これは政治的圧力があったのではないかと予想されます。

②マスコミがリードする

足利事件ではマスコミが疑問を持ち、独自調査して判決の矛盾点を報道。

冤罪事件かもしれないと全国に知らしめる結果となりました。

一方ドラマ「エルピス」は当時のマスコミが松本容疑者を犯人と決めつける報道がありました。

そのため冤罪が起こってしまったとされています。

足利事件ではマスコミがリードし冤罪を晴らす役目でしたが、ドラマ「エルピス」では逆の立場でした。

今後マスコミが真実を暴き、松本死刑囚が釈放されるとよいのですが。

③冤罪事件で再審請求が棄却

足利事件では宇都宮地裁に再審請求を申し立てましたが棄却。

東京高裁に即時杭告し、DNA型再鑑定が決定する。

ドラマ「エルピス」では再審請求棄却までしか報道されていません。

しかもなぜか死刑執行が早くなるというオマケつき💦

事件解決を急がなければ、冤罪の松本死刑囚の死刑執行が行われてしまう。

そうなれば真犯人は二度と捕まりません。。。

因みに、足利事件と北関東女児誘拐殺人事件はまだ未解決です。

ドラマ「エルピス」と足利事件まとめ

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第5話予告
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揺らぐ目撃証言と近づく真実！
拓朗（眞栄田郷敦）の直感と執念が警察の威信を揺るがし、風向きを変える”呼び水”に！？
恵那（長澤まさみ）と斎藤（鈴木亮平）は再び近づく雰囲気…双方の思惑は？

11/21(月)よる10時放送です！ pic.twitter.com/ltAnRBm9Sd

— 長澤まさみ主演『エルピス』第4話11月14日月曜よる10時放送！ (@elpis_ktv) November 14, 2022

ドラマ「エルピス」と足利事件の共通点をあげてみました。

この記事を書いている時点では、ドラマ「エルピス」は第4話までしか進んでいません。

今後の展開が楽しみですね♪