アメリカでまた悲しい事件が起こってしまいました。
CNNによるとる米南部ルイジアナ州で小学校1年生の女児(7歳)が近所の犬に襲われ死亡。
この犬はピットブルテリア(ピットブル)という種類で放し飼いにされていた。
ピットブル全部が危険なわけではないと思いますが、このような事件が後を絶ちません。
ここではアメリカと日本で起こったピットブルの事件を調べてみました。
ピットブルの事件:アメリカ
今回ルイジアナ州の女児7歳が死亡した事件。
ピットブルが攻撃していることに親族がすぐに気が付き、犬を杖で止めようとしたが攻撃が続いたとあります。
女児の顔には無数の傷があり、死亡原因は頭蓋骨の損傷。
飼い主の容疑者は警察で調べを受けていて、事件を起こしたピットブルは動物管理局が捕獲され、この後どうなるのかは不明です。
So tired of pitbull owners on Twitter preaching their dogs are "so gentle and sweet". It is a lie. Pitbulls are dangerous and attack so many people. They love to bite kids too. In Columbia there are multiple pitbull attacks every day. pic.twitter.com/wH9cmBJ1LW
— Q-Bert (@Q_invests) December 29, 2022
アメリカではピットブルの事件が多く社会問題となっています。
アメリカのピットブル事件
- 12月ミズーリ州でピットブル混種の2匹が学校の遊び場に侵入し、21人の生徒にけがを負わせた。
- 12月アイオワ州の27歳男性が飼い犬のピットブル2頭に噛まれ意識不明の重体。
- 10月テネシー州の5カ月と2歳の子供達が飼い犬のピットブル2頭に襲われ死亡。止めようとした母親も重体。
- 9月コロラド州で89歳の女性がピットブルに襲われて死亡。
- 8月オハイオ州で6歳の子供がピットブルに噛まれて重症。
少し検索しただけでこれだけ多くのピットブル事件が出てきました。
現在アメリカではピットブルをペットとして飼育禁止している州もあるほど。
2022年アメリカで起ったピットブルの事件や事故は200件を超えています💦
そのためアメリカ全体でピットブルを禁止しようとする動きがあります。
ピットブル事件の衝撃的映像
ここではピットブルがどれだけ危険かを認識するために事件の動画を紹介します。
非常に攻撃的で衝撃的な映像のため気分が悪くなる可能性もあります。
自己責任で視聴してください。
😳🤯 This man saved a girl from a pitbull attack using a chokeholdpic.twitter.com/S3GaToOtkE
— UberFacts (@UberFacts) October 31, 2022
子犬を持っていた女性がピットブルに襲われています。
ピットブルは尻尾を振っていますが、子犬がいなくなると女性を攻撃。
周りの人が4人がかりでピットブルを離すことに成功しました。
Pitbull attack in rasturant 😱https://t.co/2oBTzpDKhn#macg #GimmeSummerShotLeft #Pitbulls #RIPPearlShongwe #shona #BurnaBoy #thobane #Apartheid#HappyBirthdayPresident #paxton #Zelensky #CIMA pic.twitter.com/NOUlXP0zRq
— What's poping (@gerik_Fuego) November 16, 2022
こちらはカフェのテラスでお茶していた人の子犬がピットブルの標的になりました。
ピットブルは噛みついたら歯がガッツリと食い込み離れません。
必死にピットブルを攻撃して子犬を救出しているのは、ピットブルの飼い主さんでしょうか?
詳細は書かれていませんが、子犬は助かりました。
子犬の飼い主の女性の悲鳴が耳から離れません。
ピットブルの事件:日本
日本ではピットブルを飼う人の比率が低いので、事件は多くありません。
しかし全くないわけではなく、大型犬を含めるとやはり死亡事故があります。
日本の事件
- 千葉県でピットブルが逃げだし、近くにいた女性とトイプードルが攻撃される。トイプードルは死亡。
- 東京都のゴールデンレトリバーが遊びに来た生後10カ月の女児に噛みつき死亡。
- 富山県のグレードデーン2頭が生後11か月の男児に噛みつき死亡。
犬が人や動物を攻撃したり死なせたりした場合は全て飼い主の責任となります。
飼育者の管理責任が問われ、裁判に発展する場合もあります。
刑法第209条の過失傷害罪に問われ、30万円以下の罰金。
民法第718条「動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。」とあります。
治療費などの損害賠償が一般的です。
ピットブルは危険?日本での取り組み
現在日本ではピットブルをペットとして飼育することは合法となっています。
ピットブルの事故を防止するために「特定犬」に指定し、檻の中で飼育を義務付けている自治体もあります。
例えば茨城県では知事が定めた大型犬8種類を、人に危害を加えるおそれのあるものとして檻の中で飼育する義務があります。
茨城県の特定犬8種
- 秋田犬
- 紀州犬
- 土佐犬
- ジャーマン・シェパード
- ドーベルマン
- グレート・デーン
- セント・バーナード
- アメリカ・ピットブル・テリア
上記の犬種は全て檻の中で飼育します。
また体高60㎝、体長70㎝以上の犬や人を2回以上噛んだことのある犬も同様です。
日本&アメリカのピットブル事件まとめ
以上、日本とアメリカで起ったピットブルの事件を紹介しました。
全てのピットブルや大型犬が危険とは思いません。
しかし犬はいつスイッチが入って噛みつくのかわかりません。
可愛がっていた犬に噛まれて死ぬのは嫌ですよね💦
人を死に至らしめる可能性のある大型犬は気を付けて飼育することが求められています。