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マイナ保険証の安全性が疑われる3つの理由!ネットでは国民の不安の声

マイナ保険証とは「マイナンバー+健康保険証」を紐づけた新しいシステムです。

しかし、いざマイナ保険証が始まってみると、問題が山積みで不安の声が上がっています。

ここでは「マイナ保険証の危険性3つの理由」と「国民の不安の声」を紹介します。

マイナ保険証の安全性の3つの理由

 

マイナ保険証はシステムを簡略化し、正確な情報を整理しようと作られました。

しかしふたを開けてみれば、真逆の結果!

命にかかわる問題まで噴出しています。

マイナ保険証が安全性に欠ける3つの理由は次のとおりです。

3つの理由

  1. カード保有者の誤情報
  2. 医者でトラブル続出
  3. 個人情報の流出の危険性

ひとつずつ説明しますね。

①カード保有者の誤情報

2023年5月中旬「持ち主の被保険者の情報が間違っているというケースが7300件」あったというニュースが流れました。

これはAさんのマイナ保険証にBさんの情報が入っているなど、マイナンバーカードと保険証の紐づけが間違っている問題です。

Aさんの病気や薬の履歴が正しく表示されないため、医者や薬局では間違った診断や処方をする恐れがあります。

単なる間違いでは済まない、人の命がかかった大問題です!

この情報の紐づけが間違っているのは現在発見&報告されている数だけで、今後まだまだ増える可能性があります。

2023年5月下旬には「被保険者の情報が正しく表示されない問題が1429件あった。」と報道。

河野デジタル大臣、松本総務大臣、加藤厚生労働大臣の3者が陳謝するという異例の事態となりました。

今回問題になったのはAさんのマイナ保険証で2人分の登録情報が表示されたことです。

今までは「同姓同名」や「生年月日が同じ」人達の誤情報だったのに、今回は名前も誕生日も違う人の情報が入っていました。

この問題について、社会保険診療報酬支払基金は次のように回答しています。

「システム上、2人以上が紐づくことも可能。」

「登録を行っている保険組合が迅速に修正できていないことも考えられる。」

保健証は人の命と直結しているので、間違いがあったでは済まされない問題。

マイナ保険証の誤情報で、患者に何かあったら誰の責任なのでしょうか?




②医者でトラブル続出

2023年5月下旬、全国保険医療団体連合会が「マイナ保険証の医療機関での運用トラブルが6割以上あった」ことを明らかにしました。

医療機関でのトラブルは次の3つです。

トラブル内容

  1. 被保険者の情報が「無効」「該当なし」と表示→67%
  2. マイナ保険証の読み取りができない→49.7%
  3. マイナ保険証の不具合→20.5%

この結果、医療機関では「10割負担で徴収」されたケースが206件もあったそうです。

これに対して全国保険医団体連合会の住江会長は「医療事故が発生してからでは遅い。マイナ保険証を一度運用停止して、トラブルの全容解明に努めるべきだ。」と話しています。

自分のマイナ保険証に他人の情報が入っていて、医療事故が起こったらどうします?

そんなマイナ保険証は怖くて使えませんよね?

マイナ保険証の安全性は必須条件だと思います。

③個人情報の流出の危険性

2023年5月中旬、マイナ保険証の個人情報流出のニュースがありました。

  • マイナ保険証をコンビニで発行した際、別人の情報が入っていた
  • マイナポータルで他人の情報が観覧できた

自分のマイナ保険証に他人の情報が入っていれば、個人情報が流出するのは当たり前💦

マイナ保険証の問題点は次の2つなのです。

  • 全てはマイナンバーと保険証の紐づけが間違っている
  • 安全なシステムが確立されていない

政府はこんな簡単なことがなぜできないのでしょうか?

コロナのアプリもそうですが、日本政府はデジタル関連が極端に弱いですよね。

そんなデジタル省が集めたマイナンバーやマイナ保険証の情報を安全に保管できると思いますか?

2018年にはシンガポールで医療機関がサイバー攻撃を受けて、150万人の情報が流出しています。

日本のマイナンバーも5年間で少なくとも3万5千人の情報が紛失や漏洩しています!

これは個人情報の流出で犯罪に使われる可能性もあるため非常に危険です。

次の章ではマイナ保険証の安全性に不安な国民の声を紹介します。



マイナ保険証の安全性に不安の声

そうなんです、問題が山積みなのに、無理矢理法案を通すのはいかがなものかと?

これは被保険者・医療機関・政府、誰にとっても悪い状況なのです。

今回のマイナ保険証では次のような問題も出てきています。

  • 老人や障碍者の方々が手続きができない
  • トラブルに対応できない
  • 老人ホームではマイナ保険証を預かるので負担が重い

 

国民の7割が不安に感じているシステムをゴリ押しってどうなのか。。。

「正確な情報を登録する」

「システムを改善する」

この2つができてからの法案なのではないでしょうか。

こちらは医療機関の方だと思うのですが、すでに導入されているため使わらずをえない状況。

使ってみたらトラブル続きでは文句言いたくなりますよね💦

 

社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度について、政府は国民が開設する全ての預貯金口座情報とのひも付け(連結)を義務化する検討に入った。

政府は国民の資産状況を正確に把握することが可能となり、必要に応じて給付などに活用するほか、徴税の強化を図る方針だ。

一方、国民への監視が強まり、プライバシー権の侵害を懸念する反発も予想。

©毎日新聞

やはり来ましたね、政府はマイナンバーで国民の情報全てを管理するつもりです。

給付金の配布よりも、税金の徴収が目的なのではないでしょうか?

個人資産が丸見えになるわけですから、、、

マイナ保険証の安全性に関して不安の声は多いのが現状です。




マイナ保険証が危険な3つの理由まとめ

マイナ保険証の安全性に関する3つのポイントを紹介しました。

3つの危険性

  1. カード保有者の誤情報
  2. 医者でトラブル続出
  3. 個人情報の流出の危険性

そもそもマイナ保険証は現在の紙の保険証と併用すると言って始まった制度。

2022年秋に厚生省が医療機関に対し「2023年4月からマイナ保険証の義務化」を通達しました。

そして2024年秋にはマイナ保険証へ100%切り替えすると決定。

いつものことですが、だまし討ちです💦

そのため「マイナ保険証の廃止論」も出てきています。

まずはマイナ保険証の安全性を確保して欲しいですね!



 

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